今週「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で最も読まれた記事をおさらい。2022年1月3日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。
5位: ドーム型天井「白いロマンスカー」定期運行終了へ VSE ラストランまで特別装飾 小田急
小田急電鉄は、2022年3月11日(金)をもって「特急ロマンスカー・VSE」(50000形)の定期運行を終了します。
展望席や連接台車といった先代からの伝統を受け継いでおり、ロマンスカーらしい風格を持つ名車と言えます。デビューしたのは2005年でまだ車齢17年ですが、「主要機器の更新が困難になる見込み」とのことで惜しくも引退が決まりました。
ドーム型天井「白いロマンスカー」定期運行終了へ VSE ラストランまで特別装飾 小田急
4位: 小田急沿線ベーカリー「HOKUO」全店営業終了へ 一部「DONQ」に転換 かつて関西にも
小田急グループの北欧トーキョー(神奈川県座間市)は、運営するベーカリー「HOKUO」全店舗の営業を終了します。
小田急沿線を中心に東京・神奈川・埼玉に39店舗を営業していますが、事業環境の変化を理由に撤退することになりました。うち10店舗は業務提携したドンク(神戸市)に事業譲渡され、看板を変えて2022年3月下旬頃から再出発するとのことです。
小田急沿線ベーカリー「HOKUO」全店営業終了へ 一部「DONQ」に転換 かつて関西にも
3位: 甲府から熱海へ 初の直通特急「花咲くあたみ満喫号」 冬のお花見…桜・梅・椿 JR東日本
JR東日本は、甲府駅と熱海駅を初めて乗り換えなしで結ぶ臨時特急列車「花咲くあたみ満喫号」を運転します。
JR東日本の公式時刻表では「鶴見」経由と記されているので、中央線から南武線・貨物線を経由するルートで東海道線に入ると見られます。本記事では初出で「横浜線」経由と記していましたが、誤りです。申し訳ございません。
甲府から熱海へ 初の直通特急「花咲くあたみ満喫号」 冬のお花見…桜・梅・椿 JR東日本
2位: 山手線はラッシュ時減便 相模線E131系に統一 JR東日本ダイヤ改正 大崎に「湘南」停車
JR東日本は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、山手線・東海道線系統では運転本数の見直し、特急列車の運転体系変更などを計画しています。
日本の通勤路線の看板と言える山手線において通勤時間帯の本数が減らされるのは、筆者の知る限り記憶にない出来事です。生活様式の変化が進んだことに合わせた対応ですが、鉄道ダイヤ史上で大きなターニングポイントになると思われます。
山手線はラッシュ時減便 相模線E131系に統一 JR東日本ダイヤ改正 大崎に「湘南」停車
1位: 中央線特急 東京23時発「はちおうじ」は廃止 「あずさ」4本減 JR東日本3月ダイヤ改正
JR東日本は、2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、中央本線の特急列車では一部区間の運転取り止めや運転時刻見直しなどを実施します。
一部の特急「あずさ」は甲府駅〜松本駅間の運転が取り止められ、「かいじ」に置き換えられます。東京駅22時以降発の特急「はちおうじ」「おうめ」は運転取り止めや時刻繰り上げなどが行われ、夜遅い帰宅の需要が減衰しているようです。
中央線特急 東京23時発「はちおうじ」は廃止 「あずさ」4本減 JR東日本3月ダイヤ改正
全国規模で行われるダイヤ改正のニュースは今後も随時アップデートしていきます。本年も「[WTM]鉄道・旅行ニュース」ならびにスマートフォンアプリ「乗換路線図」をどうぞよろしくお願いいたします。