「新幹線オフィス車両」6月から指定席発売を試行 東北・北海道「はやぶさ」など8号車

JR東日本・JR北海道・JR西日本が連携して新幹線8号車で運行している「新幹線オフィス車両」について、一部の列車において試行的に指定席としての運行を開始します。

東北・北海道新幹線H5系(D850/写真AC)
東北・北海道新幹線H5系(D850/写真AC)

東北・北海道・上越・北陸の各新幹線では一部列車を除き、8号車を座席でWeb会議や通話が可能な「新幹線オフィス車両」として運行しています。現在は、利用する列車に必要な乗車券・特急券などをお持ちの方であれば誰でも利用できるサービスとして提供されています(実施区間の路線図と詳細は下図を参照)。

今回、指定席としてのサービス提供に切り替わるのは、東北・北海道新幹線の「はやぶさ」「はやて」全列車です。2022年6月27日(月)運転分以降は「新幹線オフィス車両」も指定席の発売対象となり、8号車の指定席特急券(「新幹線eチケット」を含む)をお持ちの方のみが利用可能となるよう改められます。試行期間やその後の予定については、利用状況などを踏まえて改めて告知するとのことです。なお、東北・上越・北陸新幹線のその他の列車における「新幹線オフィス車両」の利用方法はこれまでと変わりません。

併せて、すべての「新幹線オフィス車両」で除外日の設定が追加となります。従来は、土休日および最繁忙期(ゴールデンウィーク、お盆、年末年始)を除く平日のみの実施と案内されていましたが、平日でも混雑の予想される2022年8月8日(月)・9日(火)、11月4日(金)、12月26日(月)・27日(火)および2023年2月24日(金)はサービスの提供は行われません。

【路線図で解説】JR東日本・JR北海道 一部列車の「新幹線オフィス車両」を指定席として試行設定

現在、E5系・H5系車両で運転する東北・北海道新幹線の「新幹線オフィス車両」では、リモートワーク支援ツールとして「折りたたみ式間仕切り」の無料貸出が行われています。新潟県の無人駅「帯織(おびおり)駅」を拠点にものづくりを行う地域活性化プロジェクト「EkiLab帯織」から生まれた製品で、ノートパソコンの周囲に広げると新幹線の座席がパーソナルな作業空間に早変わりします。