【週間TOP5】災害乗り越え上高地線復旧へ 近鉄観光特急「あをによし」は意外に実用的

先週「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で最も読まれた記事をおさらい。2022年5月2日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。

2022年4月29日(金・祝)に大阪難波駅で行われた近鉄の観光特急「あをによし」出発式のテープカット(画像提供: 近畿日本鉄道)
2022年4月29日(金・祝)に大阪難波駅で行われた近鉄の観光特急「あをによし」出発式のテープカット(画像提供: 近畿日本鉄道)

5位: 大雨被害の上高地線 6月10日全線運転再開へ 10か月ぶり 復旧応援企画も アルピコ交通

アルピコ交通は、2021年8月の大雨の影響により一部区間で運転を見合わせている鉄道上高地線について、2022年6月10日(金)から全線での運転を再開します。

橋脚が傾く被害を受けた田川橋りょうの復旧工事にめどが付き、運転見合わせが続いた松本駅〜渚駅間の代行バスとの乗り換えが解消します。通勤通学に以前の便利さが戻り、夏山シーズンを控えた上高地方面への観光客の利用も期待できます。

4位: 西九州新幹線開業で博多〜長崎間460円アップ 乗り継ぎ特急料金の割高感を緩和 JR九州

JR九州は、2022年9月23日(金)に開業する西九州新幹線(武雄温泉駅〜長崎駅間)の運賃と特急料金の上限額について、国土交通大臣に認可申請を行いました。

博多駅〜長崎駅間の場合、現行の特急「かもめ」利用と、新幹線開業後の在来線リレー特急との乗り継ぎ利用との差額は460円となります。双方の特急料金が1割引となる制度が新たに設けられるとのことですが、利用者の評価はいかに。

3位: 大阪モノレール「モバイルチケット」通年発売へ スマホで乗り放題 休日用と平日昼間用

大阪モノレールは、スマートフォン一つで乗車券の購入や利用ができる「モバイルチケット」を2022年4月28日(木)から発売します。

土曜・休日に1日中利用できる「休日満喫1DAYモバイルチケット」と、平日の10時〜16時に限り利用できる「オフピークモバイルチケット」の2種類が発売され、いずれも大阪モノレール全線が乗り放題となります。

2位: JR東日本 普通回数券を全区間で9月発売終了 代替はSuica「リピートポイントサービス」

JR東日本は、自社管内の普通回数乗車券について、すべての区間での発売を2022年9月30日(金)をもって終了します。

自社線内で完結する全区間の普通回数券が廃止となります(身体障害者割引など一部の種類を除く)。Suicaエリア内では利用回数に応じたポイント還元サービスが提供されますが、エリア外での救済サービスが案内されていないのは気になります。

1位: 近鉄「大阪・奈良・京都 三都めぐりきっぷ」 観光特急「あをによし」限定グッズ特典付

近畿日本鉄道(近鉄)は、観光特急「あをによし」の運転開始を記念して「大阪・奈良・京都 三都めぐりきっぷ」を期間限定で発売します。

フリー区間内の近鉄電車が乗り放題となる「1日フリー」と、愛知・三重両県からの利用者を対象とした「東海発・2日フリー」の2種類が発売されます。2022年4月29日(金・祝)に運転開始したばかりの「あをによし」を利用した旅にも最適です。

近鉄奈良駅構内の店舗「GOTO-CHI奈良店」でお買い物をすると限定グッズ「あをによし運行開始記念ポストカード」がもらえる特典も付いています。

前回のTOP5でも「あをによし」の紹介記事がランクインしており、読者の注目が高いことが伺えます。大阪難波駅〜京都駅を直通運転する列車が1往復設定されていますが、大阪ミナミや近鉄奈良線沿線から京都へのちょっとした日帰り旅行に便利な時間帯となっています。贅沢な内外装が話題となっていますが、グループ利用なら通常の特急料金+210円(特別車両料金)で乗車できるなど実用性もしっかり練られているようで、近鉄のしたたかさを感じます。

〈この記事へのご意見・ご感想をSNSでお聞かせください。〉