小田急が20日から0:30以降の3本を運休 緊急事態宣言で終電繰り上げ

小田急電鉄は、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の発出に伴い、深夜時間帯の一部列車の運転を取り止めると発表しました。

小田急電鉄は終電付近3本を運転取り止め(イメージ)
小田急電鉄は終電付近3本を運転取り止め(イメージ)

小田急では、国土交通省および関係自治体からの要請を踏まえた措置と説明しています。2021年1月20日(水)の深夜から実施され、終了時期については改めて知らせるとしています。

運転が取り止められるのは、新宿駅を深夜0:30以降に出発する3本の下り列車です(平日・土休日とも)。これ以外の列車および上り列車に変更はありません。また、これによる代行輸送等は行わないとのことです。

運転取り止めに伴い、新宿駅からの終電時刻が繰り上がる区間が発生します。柿生駅〜相模大野駅間および多摩線方面へは現行の0:38発から0:20発に変更され、18分早くなります。また、千歳船橋駅〜向ケ丘遊園駅間へは0:39発から0:25発に14分繰り上がり、経堂駅までの各駅へは0:53発から0:25発へと28分繰り上がることになります。

相模大野駅から先、小田原駅方面および片瀬江ノ島駅までの終電時刻は現行のまま変更ありません。

【路線図で解説】小田急 20日から終電繰り上げ

小田急によると、今回の一部列車の運転取り止めは、2021年3月に予定しているダイヤ改正の内容とは異なるとしています。