「36ぷらす3」10月から月曜は佐世保ルート 肥前浜駅“おもてなし”存続 ディナーは廃止

JR九州は、西九州新幹線の開業と同時に長崎本線を一部非電化とすること伴い、D&S列車「36ぷらす3」の月曜日運行を2022年10月3日(木)から新ルートに変更します。

特急「36ぷらす3」で運行しているJR九州787系電車(画像提供: JR九州)
特急「36ぷらす3」で運行しているJR九州787系電車(画像提供: JR九州)

往路のみ肥前浜駅に立ち寄り

「36ぷらす3」は、2020年10月に運行を開始した九州7県をぐるっと巡る観光列車で、曜日によって異なる5つのルートからお好きな区間だけを乗車できるのが特徴です。毎週月曜日は現在、博多駅〜長崎駅間の往復ルートで運行していますが、9月19日(月・祝)の最終運行日をもって長崎駅への乗り入れが終了します。これは、西九州新幹線が開業する9月23日(金・祝)、並行在来線となる長崎本線では肥前浜駅〜長崎駅間の電化設備が廃止されることにより、同日以降は787系電車を使用する「36ぷらす3」が走行できなくなるためです。

今回発表された新・月曜日ルート“金の路”は博多駅〜佐世保駅間の運行となり、往復とも停車する武雄温泉駅では長崎駅方面の西九州新幹線に乗り継ぐことができます。また、博多駅発・佐世保駅行の午前便に限り肥前浜駅を経由し、肥前浜宿の散策や駅ホーム直結の日本酒バー「HAMA BAR」など、現行ルートで人気のおもてなしを10月以降も引き続き楽しむことができます。また、博多駅発の列車は、山間に囲まれたノスタルジックな駅舎の雰囲気を味わえる上有田駅に新たに停車するほか、車内では西九州の魅力を詰め込んだ体験メニューが新たに実施されます。

佐世保駅発・博多駅行の午後便は、駅でのおもてなしや食事サービスを省略した2時間半の行程となり、現行の長崎駅発ルートで唯一提供されていたディナープランは廃止となります。個室を除くグリーン席のみの発売で、ビュッフェの営業は行われます。乗降可能駅が増えて乗り継ぎが便利になるほか、博多駅到着は現行ルートより約1時間早まり、山陽新幹線の関西方面へお帰りアクセスも十分確保されます(路線図、時刻表、おねだんなど詳細は下の図表を参照)。

【時刻表で解説】JR九州 D&S列車「36ぷらす3」 新・月曜日ルートでの運行を開始

佐世保駅でお披露目会

「36ぷらす3」のランチプラン・ディナープランは現在、8月29日(月)出発分まで専用サイトや旅行会社等で発売されていますが、9月1日(木)以降の運行分の発売は7月8日(金)11:00からの開始となります。JR九州によると、好評のため予約が取りにくい状況が続いているとのことで、早めの予約申し込みを呼びかけています。なお、食事が付かないグリーン席プランは通常のきっぷと同様の購入方法で、前売りは乗車日1か月前10:00からの開始となります。

運行開始以来初めての目的地となる佐世保エリアの方々に「36ぷらす3」に触れ合ってもらえるよう、佐世保駅4番ホームに停車している同列車の車内を見学できる一日限りの「内覧会」が開かれます。日時は7月11日(月)16:30〜17:15(最終入場17:00)で、入場券または有効な乗車券をお持ちの方が参加できます。3号車ビュッフェでは、実際に乗車した方のみ購入できる一部のオリジナルグッズの販売も行われるということです。