【週間TOP5】あのレトロな大井川鐵道がデジタル化 JR西日本ダイヤ見直しに驚きの声

「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で先週、最も読まれた記事をおさらい。2021年8月1日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。

大井川本線崎平駅〜千頭駅間の大井川第四橋梁を走行する大井川鐵道21000系電車(けんちゃん_さん/写真AC)
大井川本線崎平駅〜千頭駅間の大井川第四橋梁を走行する大井川鐵道21000系電車(けんちゃん_さん/写真AC)

連日の熱戦と、日本の怒涛のメダルラッシュで世の中に明るいニュースを提供し続けている東京2020オリンピック大会。かたや、変異株が猛威を振るう新型コロナウイルスの新規陽性者は、東京都で1日あたり4,000人を超えました。2021年8月2日(月)からは埼玉・千葉・神奈川の首都圏3県と大阪府が緊急事態宣言の対象に加わります。まるで対極の要素ですが、どちらも日本における現在進行系の出来事です。

5位: 北海道新幹線 お盆期間は新函館北斗へ「3分短縮」 青函トンネル区間で時速210km走行

貨物列車との共用区間である青函トンネルでは、すれ違い時を考慮して最高時速が160kmに抑えられている北海道新幹線。2021年8月12日(木)〜16日(月)の5日間に限り、貨物列車とのすれ違いを行わない時間帯が設定され、新幹線の所要時間短縮が図られます。最も速い列車の東京駅〜新函館北斗駅間の所要時間は3分短縮の3時間54分となるほか、在来線「はこだてライナー」の運転時刻も変更され、函館駅への到達時間も速達化されます。3月13日ダイヤ改正では、東北新幹線の上野駅〜大宮駅間の改良工事完成により所要時間が1分短縮されるなど、将来の札幌延伸を見越したスピードアップの地道な取り組みが行われています。

北海道新幹線 お盆期間は新函館北斗へ「3分短縮」 青函トンネル区間で時速210km走行

4位: 伊勢崎線・日光線特急に「リバティ」追加投入 東武 一部区間で料金値上げ 8月18日から

東武鉄道は500系特急車両「リバティ」の増備を進めており、2021年8月18日(水)から伊勢崎線・日光線の一部特急列車の使用車両が「リバティ」に置き換わります。伊勢崎線の従来車両による特急「りょうもう」号は、かつて「ビジネス急行列車」として運行していた歴史的経緯から、割安な特急料金が設定になっています。一方で、「リバティりょうもう」号には日光線特急と同等の料金体系が導入されており、今回車両が置き換えられる列車は料金も同時に変更となります。新型車両の乗車チャンスが増えること自体は利用者にとって喜ばしいのですが、それに伴い値上げされるとなったら、さて評価は? というトピックです。

伊勢崎線・日光線特急に「リバティ」追加投入 東武 一部区間で料金値上げ 8月18日から

3位: JR西日本10月ダイヤ見直し 小浜線・越美北線で減便 始発最大3時間繰り下げ 北陸エリア

新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ利用状況に合わせて鉄道事業の「構造改革」を図るJR西日本は、例年3月に行うダイヤ改正の前倒しという位置づけで、2021年10月2日(土)にダイヤ見直しを実施します。西日本全体で127本の列車見直しが行われますが、北陸エリアでは小浜線および越美北線が見直し対象となり、小浜線で8本、越美北線で3本が減便されます。特に、越美北線での早朝時間帯の列車削減が目立ち、始発列車は現行ダイヤと比べて上り福井駅方面は約1時間半、下り越前大野駅方面は約3時間の繰り下げとなります。特に下りは通勤・通学時間にも影響すると見られ、読者からは驚きと心配の声が上がっています。

JR西日本10月ダイヤ見直し 小浜線・越美北線で減便 始発最大3時間繰り下げ 北陸エリア

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